こんにちは!may(メイ)です。
英語教育に関わる全ての人へ、お役立ち情報を発信しています。
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英語教員をしているけど、英語力に自信がない
英語の先生といっても、英語力は様々ですね。
「英語ができなくても、英語を教えることはできる」と言われることもありますが、実際はどうなのでしょう?
教員歴10年の私の結論はこちら↓
「英語でご飯を食べている」誇りがあるならば、学び続ける姿勢を見せよ。
英語を仕事にしている以上、英語のプロであるべきです。
「英語の先生より、このYouTuberの方が英語上手だな」と思われてしまう時代です。
「生徒の憧れ」になり「先生のような英語の先生になりたい」と思ってもらうには、やはり英語力は必須。
忙しいから、苦手だから、と言い訳をするのではなく、少なくとも学び続ける姿勢は持っているべきだと思います。
具体的な英語力の目安や、おすすめの勉強方法を、下にまとめます。
英語力を高めたい英語科教員
英語の先生を目指している学生さん
まずは、TOEIC900点、英検準1級を目指す
まずは、TOEIC900点、英検準1級程度を目安に勉強すると良いと思います。
どちらか1つ、と言われれば、おすすめは英検です。
理由は以下です。
- スピーキングが試験に含まれている
- 資格として保有できる
- 自治体が英語科教員の英語力の目安としている場合がある
- 中学生・高校生にも英語力の証明として分かりやすい
TOEICの方が、目指しやすい、意欲がわく、という人はTOEICでも全く問題ないです。
目標を達成した後は、英語力をキープするために、英会話レッスンや動画視聴を続けると良いと思います。
\TOEIC900点を目指す勉強法/
時間がない中で、どうやって勉強する?
ありがたいことに、忙しくても、勉強できるツールはたくさんあります。
下記は一部ですが、時間のない社会人におすすめの勉強ツールです。
オンライン英会話の新定番・ネイティブキャンプ
- いつでも時間ができた時に英会話練習
- 回数制限なし
- キャンペーンを使えば、始めるハードルが低い
\いつでも外国人講師と会話できる/
プロから学ぶ社会人の教養・udemy
- 1回買い切り・月額費用なし
- 隙間時間に視聴するだけ
- 講師の質が高い
\買い切り動画で好きな時に学ぶ/
通勤の車内、土日の1時間など、学ぶ時間を生み出すことが、第一歩ですね。
せっかくこの記事に出会ってくれた人には、是非行動してもらいたな、と思います。
\Udemyのおすすめ講座/
教員も留学できる?
もちろん、留学できます。
むしろ、「行きたいんだけど…」と躊躇している先生がいたら、絶対にできる限り早くした方が良いです。
もちろん、お金はかかりますが、それ以上の経験が得られますので、振り返って考えればむしろ安いくらいです。
出来る限り若いうちに行くことに意味があります。
「人生で一番若いのは今日」です。
チケットを取って飛行機に乗りさえすれば、自動的に到着しますので、そんなに大げさに考えず、行動してみましょう。
教員の留学は、下の2パターンかと思います。
休職して長期留学
英語力をがっつり高めたい、海外に友人を作りたい、と思ったら半年以上、できれば1年以上の期間は欲しいところ。
ハードルが高く感じるかもしれませんが、
留学して英語力を高めて、帰国後は生徒に還元したいです。
という前向きな先生を、後押ししない管理職がいるでしょうか。
むしろ、学生時代よりもお金にゆとりのある今が、行くべき時、と捉えることもできますね。
留学プランによっては、現地の学校を視察したり、インターンとして働ける場合もあります。
豊かな経験が、あなたをより魅力的な先生にしてくれることでしょう。
夏休みに短期留学
休職のハードルが高い、という人は、教員の夏休みを使わない手はありません。
「夏休みも忙しい」という先生もいると思いますが、正直、夏休みこんなにゆっくりできる職業、他にないですよ。
相談すれば、夏季研修は後日受講できることもあります。
2週間~1ヶ月の短期留学を検討してみてはいかがでしょうか。
一度行けば、また行きたくなるはずです。
私の留学経験、おすすめはマルタ島
大学時代に稼いだアルバイト代は全て海外旅行・留学に費やしました。
単なる旅行を除いた、私の留学経験を参考までに。
- 米ウィスコンシン1ヶ月(現地小学校インターンシップ)
- 米シアトル1年(私費留学&インターンシップ)
- リトアニア2週間(内閣府海外派遣)
- マルタ島2週間(語学学校)
- 3~5年以内に、親子留学予定
全て思い入れはありますが、強いて1個所おすすめするならば、マルタ島。
人生でもう一度行きたい場所の1つです。
- 地中海に囲まれた小さな、美しい島。
- ヨーロッパ各地からの留学生と交流できる。
- ヨーロッパには珍しい英語圏で、語学学校が充実。
- 放課後、学校のプライベートビーチでゆったりと過ごす贅沢を味わえる。
- 直行便がないので、不便だが、時間をかけて行く価値あり。
\私が行ったのはEC Maltaという語学学校/
背中を押してくれる本
とはいえ、まだ行動をためらってしまう、という方の背中を押してくれる本を3冊紹介しておきます。
どれも有名な本ばかりですので、教養としても、是非。
DIE WITH ZERO(ビル・パーキンス)
死ぬときにお金をたくさん持っていても意味がない。若くてエネルギーのある今、経験に投資せよ。
きみのお金は誰のため(田内学)
お金とは?経済とは?社会の本質を知って、心が優しくなる名著。
シン・スタンダード(谷口たかひさ)
日本のスタンダードに縛られて生きていてはもったいない。狭い世界に閉じこもっている日本人への前向きな警笛。
気持ちが入りすぎて、盛り盛りな内容になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
ここまで読んでくれた人は、今年の夏休みが去年までとは違う特別なものに!なることでしょう。
may