こんにちは!may(メイ)です。英語教育に関わる全ての人へ、お役立ち情報を発信しています。
本日のお悩みはこちら↓
教員を辞めたいけど、いつ誰に伝えたらいいんだろう…
今、退職を考える先生が多くなってきましたね。
教員という職は、代えがたい素敵な職業なのですが、いろいろと考えるところがありますよね。
退職を考えたら、円満に手続したいもの。
伝える時期と順番、言い方を間違えなければ、円満に退職できる。
結論から言うと、私自身はかなり円満に退職できました。そこで、退職を考えたときから退職までのロードマップを、実体験を交えてお伝えします。
\私の退職理由についてはこちら/
念のため言っておくと、頑張っている先生を応援していますし、退職を薦めているわけではありません。
ただ、今まで頑張って働いてきて、退職して新たな道へ進む先生もまた、応援したい気持ちがあります。
何より、私の経験が誰かのお役に立てれば、という思いで共有させていただきます!
退職を考えている教員
退職の伝え方に悩んでいる人
退職すべきか?
「退職したいけど、まだ決意ができない」という人は、別記事がお役に立てるかもしれません。
\退職を迷っている先生へ/
主に伝えていることは、以下です。
退職したい理由・したくない理由を書き出してみよう
退職するメリット・デメリット、理想の人生設計、大切にしたいこと、など…
私は、何度も紙に書いて客観的に確認するようにしていました。
特に「理想の人生設計」は、紙に書くことで実現度が上がっていると感じます。
書き込めるワークシートもありますので、是非、お試しください。
いつ言う?誰に言う?
退職を決めたら、気になるのは「いつ・誰に・どのように」報告するのか。
鉄則はやはり↓
退職する可能性が出てきたら、できる限り早めに相談!
早く言うに越したことはありません。
「あまり早く言うと、やりにくいな…」とかいろいろあるかもしれませんが、
綺麗ごとでなく、次の人を見つけなくてはいけないので。
それに、だいたいの管理職は退職する人を毎年見送ってきているので、正直その手の相談には慣れています。
あれこれ気を遣うくらいなら、早く報告してくれた方が、管理職として当然助かります。
年度内退職を考える場合は特に、退職の可能性が出てきた時点で、即相談(or報告)をしましょう。
年度末に退職を考える場合は、どんなに遅くても11月末には校長に直接伝える方が良いです。
制度上はそれより遅くても退職できますが、後を濁さず去りたいのなら、年はまたがないのが鉄則です。
参考までに、私の報告順序と時期はこちらです↓(退職時期は3月末)
1.パートナー(夫)
そろそろ転勤あるよね。
そのタイミングで、正規職員は最後にしようかなと思うよ。
長男の入学も重なるし、良いタイミングだと思う。
そうだねー
我が家の場合は、相談というか報告でした。
私がこう、と決めたら揺るがないのが分かっているのかと。
2.同僚
信頼できる、気の置けない同僚1人だけ、事前に相談していました。
今年で最後にしようと思ってるんです。
…そうなんですね!!
寂しくなりますね😿
3.校長
期初面談といって、校長との全員面談があったタイミングで、お伝えしました。
夫が来年転勤の可能性が非常に高いので、今年度いっぱいで退職する可能性があります。
そうか、頭に入れておくね。
6月時点で伝えていたので、校長の方から、変更がないかだけ確認がありました。
例の件、予定通りかな?
はい。
手続き等、ご迷惑おかけしますがよろしくお願いします。
早くから伝えていたので、非常にスムーズでした。
年末、年度末の忙しい時期に、一から説明する時間を取らなくて済んだので、結果的に非常に良かったです。
また、早くから伝えていたことによって「仕事がやりにくい」と感じたことは一切ありませんでした。
この辺は、管理職の性格や配慮にもよるのでしょうね。
4.教頭
実は、今年度で退職する予定です。
校長から少し聞いてたよ。
辞めちゃうんだね。。
教頭には、とてもお世話になっていて、もっと早く伝えたかったのですが、タイミングが取れずこの時期になってしまいました。
退職前も親身になってくださり、今でも感謝しています。
私の場合は、校長が話しやすいタイプの人だったので、校長にダイレクトに話しましたが、気難しいタイプの校長の場合は、先に教頭を挟んで、校長に伝えるタイミングを伺ってみると良いと思います。
だいたいの流れはこんな感じです。
その他の職員へは、校長が3月の内示の日に伝えてくれました。
私の家族・夫の家族には事後報告しました。「それは良いね♪」と言ってくれた義母、大好き。
退職理由は?引き止められる?
退職を決めて、もう揺るがない、引き止められたくない、と思う人は、
1番の理由よりも「理解されやすい理由」を伝える
方が良いと思います。
退職理由は1つではない場合がほとんどですよね。
「なぜ辞めたいか」を書き出してみて、1番理解されやすい、周りの努力では変えられない理由を伝えるとスムーズに進みます。
私の場合は、主な退職理由として、
①教員以外のこともやってみたい ②教員大変 ③夫、転勤の3つの理由がありましたが、
退職理由の詳細はこちら↓
校長に伝えたのは、③のみです。
結果、
もったいないねぇ
とは言われましたが、それ以上引き止められることはありませんでした。
もしも、理解されやすい理由がない人は、
来春からは非常勤講師登録をして、お仕事がいただければ、精一杯頑張るつもりです。
4月から、ご縁あって別のお仕事をいただいています。
家族と話し合い、正規職員を続けるのは難しいと判断しました。
など、嘘のない範囲で、今後の生活についての展望を述べてあげると、
辞めちゃって大丈夫なのかな…
と、善意で引き止めてくださる校長も安心してくれるでしょう。
逆に、まだ退職を迷っていて「ここが改善されたら退職せずに続けたい」と思う場合は、そのように正直に伝えてみると良いと思います。
退職金はいつ入る?
退職の翌月末までに入るらしい。(3月末に退職して、4月16日現在まだ入っていません。)
※入金されたら、追記しますね。
追記)4月26日に、無事振り込まれました!ありがたい!
教員の退職金は、以下のように計算されるようです。(自治体により多少異なるかも)
退職手当の基本額=退職日の給料月額×支給率+調整額
10年勤めて自己都合退職のmayの場合は、だいたい150万円位ですかね。
個人的には、「退職金がいくらか」とか、「あと〇年勤めれば△△万円増えるのか…」とかは一切気にしませんでした。
あくまでも私の価値観ですが、仮にあと1年で給与が500万もらえて、退職金が100万増えるとしても、
1年で得られるそのお金の価値よりも、私が本当にやりたいことをやる1年間の価値の方が、私には魅力的に感じます。
価値観や生活スタイルは人それぞれですので、やっぱりお金も大切だし…と踏みとどまる人は、退職時期を延長した方が後悔のない人生になりそうですね。
最後になりますが、先生がた本当に毎日お疲れ様です。
忙しい日々の中にも、小さな幸せを見つけて、頑張っていきましょうね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ここまで読んでくれた人は、明日、同僚から美味しいチョコレートをもらえるでしょう。
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may