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【鉄板・帯活動】生徒も先生も楽しい英語授業のウォームアップ

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こんにちは!may(メイ)です。英語の先生向けお役立ち情報を発信しています。

本日のお悩みはこちら↓

英語の帯活動、何をしたらいいんだろう…

帯活動に決まりはないんです。だからこそ、何をするか悩みますよね。

結論!

とりあえずそのまま真似してみて!慣れたら自分流にアレンジしよう!

そこで、今日は英語教員歴10年の私が太鼓判を押す、鉄板の帯活動3つ(+α)をご紹介。どれも事前準備はほとんどいりません

私は10分程度で、3つの活動を行ってから教科書に入っていましたが、是非まずは試してみてください。なんでもやってみる精神大事。

この記事を読むと・・・

帯活動のバリエーションが増える。

ウォームアップのウォームアップができる。

目次

私が帯活動をする理由

授業にメリハリが生まれる

英語の授業は、ラッキーなことに、インプットとアウトプットで静と動を生みだしやすいです。

私は何となくですが、動→静→動→静となるように授業プランを組んでいました。

帯活動は、始めの”動”を作る位置づけで、生徒と先生の授業スイッチを入れてくれる存在となっていました。

走る前に準備運動するのと同じで、英語にも準備運動が必要ですね。その後の活動の質が変わってきます。

ルーティンの力はすごい

繰り返すことで、できるようになったり、できる自分に気付けたり、身体が覚えていたり良い効果がたくさんあるようです。

話す活動をしていると、毎回同じ相づちをうってるなー、とつっこみたくなる生徒もいますが、1フレーズでも自分のものにできていること、その汎用性に気が付いていることが、素晴らしいと思いませんか。

Oh, that’s good!

※このフレーズが大好きな子には「全ての相づちを↑にして、気持ちの込め方でコミュニケーションしてみる」といったチャレンジをさせることも。

単純に楽しい

帯活動に決まりはないので、極論何をしてもいいです。私自身が楽しそうだな、やってみたいな、と思う活動を選んで行っているので、やっていて楽しいです。

生徒も、自由に自分を表現できる活動を楽しんでいるように見えます。「これなんて言ったらいいの?という疑問や質問が次々生まれてくるもの帯活動をしているときです。

授業の始まりが活発で楽しいと、前の授業からの切り替えもうまくいきますね。

さあ、生徒も先生もワクワクする気持ちで、授業を始めましょう!

帯活動

これは、もう言わずもがな。多くの先生が実践されているのではないでしょうか。

「生徒の前で歌うのはちょっとキャラじゃない…」という先生も、一度はトライする価値ありです。最初は恥ずかしいけど、歌っていれば、平気になります。慣れです。私を信じて。

こちらの想定以上に生徒たちは歌が好きですし、歌から得られるものもたくさんあります。

英語授業の準備運動として、歌は間違いなくおすすめです。

フルで歌っても3分~5分ですが、「今日は1番だけ!」サビだけアカペラで!などのアレンジを入れると、飽きずに歌えます。

1-minute talking(1分英会話)

スパルタ・パリピ式を踏襲

いつかテレビで観た、英語の法人向け研修から発想を得ています。その研修では、超絶テンションの高い講師陣が、

Hey! What’s up!?

と迫ってきて(みんな日本人)、研修を受ける大人たちも、

YEEEES!!

みたいな、とにかくハイテンション&どでかボイスで話し続ける、というスパルタ・パリピ式研修でした。

講師陣曰く、「日本人、英語が分かっているのに話さないから話せないのよテンション上げて、話すしかない状況になったら、自然と話せるよ。」と。


確かに、一理ある。ということで、前置き長くなりましたが、

間違ってもなんでもいいから、とにかく”Keep talking”よ!

というスタイルの1minute-talking が英語授業にもおすすめです。

\\ こちらの本からアイデアをいただいています //

教員small talk と中学生会話のリアル

たとえば、中3だとこんな感じ↓

teacher

I have to go to Apple Store because my i-phone was broken yesterday. (実話)
I dropped it! I feel shocked and sad.
When I’m sad, I often go to Starbucks to drink coffee and that makes me happy.

What do you do to make yourself happy?

まず先生が話して、話の終わりに、生徒に今日のお題を投げかけます。

毎回、生徒が「自分に振られるぞ…と思いながら聞くことで、教員の話も集中して聞いてくれます

生徒のリアル会話はこんな感じ↓

When I’m sad, I talk with my friends.

I see.

How about you?

I go shopping with my mother.

I see・・・

・・・・・

☆1分以上話し続けるためには、最初の話題から、次々に追加質問をしていく必要があります。生徒にとっては、難しいポイントですので、教員がフォローしましょう

Shopping! I like shopping, too.
Did you buy anything lately?

Oh, I bought this pencil case.

Nice! Where did you get it?

というような感じです。

トピック例

話題は山ほどあります。その日の天気や、学校行事について、ランチについて等々。。

もしも、困ったら、教科書の後ろの方に、トピックが書いてあることが多いですので、そこをパクりましょう。

トークテーマ例

・Do you like spring? Why?

・Do you like your hometown? Why?

・Which season do you like?

・What did you eat for breakfast this morning?

・What do you usually do on weekends?

・Do you have any plans for summer vacation?

・What were you doing at nine last night?

・Which do you like better, bread or rice?

・Tell me about your school trip.

・If you have a million yen, what would you do?

・Have you ever been abroad?

・What was the best memory in your junior high school life?

指導のポイント

クラスを2グループに分けて、2回実施する

1・3・5列目の人を先に、残りを2回目に。

半分の人は、話している様子を観察する←大事

1回あたりのペア数が少なくなり、教員も巡回しやすい

②会話が5秒以上止まってしまったら、座らせる

頑張っているペアが把握できます。

③目安は 中学1年生…1分 中学2年生…2分 中学3年生…3分

でも、3分はなかなか難しい。まずは、1分から

④先生の口ぐせは

Keep talking! Only in English!!

歌からのtalkの流れで、生徒の英語スイッチは完全にオンになります。まずはお試しあれ。

3-minutes writing(3分英作文)

学年末の生徒アンケートで好評だった活動です。

\\ こちらの本のアイデアを真似させていただいています //

これは、もう本を見てもらったら1番良いです。トピックもそのまま真似できます。

簡単にやり方を説明すると、

STEP
テーマを選ぶ。

”The food I hate the most” “My dream husband / wife” など、51のトピックがあります。テーマごとに7~10個の質問があります。

STEP
毎回の授業で、一問一答の答えを記入する。(3分間)

キューピー3分クッキングの音楽が必須♪(2分半位なんだけど、まあいいでしょう。)7~10回の授業で、全てのQ&Aが完成します。

STEP
まとめ英作文を作り、交流する。

改めて体裁を整えて、英作文を完成させます。交流活動として、私はギャラリーウォーク机に置いたノートを見て回る、コメントしても良し)をするのが好きです。


英作文の指導って、人数が多ければ多いほど、やりにくいですよね。毎回3分ずつ取り入れると、こちらの負担も少なくて済みますよ。

気になった方は、本を見てみてください。

番外編:Criss Crossゲーム(テンション上げたいとき用)

いつもとちょっと違うことしたいな…」「なんか皆疲れててテンション低いな…」というときは、鉄板中の鉄板、Criss Crossをします。私は簡単に、A-Bゲームと呼んでいました。

やり方ご存じの方は読み飛ばしてください。

STEP
全員立つ

眠気飛ばすよー!!

STEP
教師の質問に答えられる人は挙手

レベルに応じて、簡単なQ&Aを出題。教科書の例文パクりでOK。

STEP
答えた人はA(縦列)かB(横列)を選び、選ばれた列は座る。

Aの場合は、答えた人のいる縦の列、Bの場合は横の列の人が全員座れる。

途中、”Only me!(座るのは自分だけだ!)”を選択肢に追加しても楽しい。

STEP
最後の1人になるまで続ける。

最後の1人は簡単なインタビューをする。ラス1になりたくない緊張感が、ゲームを盛り上げるよ。

※時間やメンバーによっては2~3人残して終えてもOK。

生徒はこのゲームが大好き!たまに出現して喜ばれるエビフライ的ポジションで活躍してもらってます。盛り上がりすぎ注意です!


ここまで読んでくださった先生は、「ウォームアップのウォームアップ」ができましたね!継続は力なり。楽しく続けましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

読んでくれた人は、ふと撮った桜の写真が、良い感じの映え写真になりますように

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