こんにちは!mayです。英語の先生向けお役立ち情報を発信しています。
今日のお悩みはこちら↓
中学生の英語の授業に歌を取り入れたいけど、
生徒がうたってくれるか心配…
多感な中学生が歌ってくれるのか、歌を導入するときは、心配になりますよね。
歌い継がれている名曲を選べば間違いなし!
名曲には名曲になった理由があるのです。
そんな名曲の力を借りて、中学生という多感な時期でも、つい口ずさみたくなるよう、仕向けましょう。
どれも大人になるまでに知っておきたい、超有名な名曲ばかりです!
4月~3月まで、季節感も考慮しながら紹介していますので、参考にしてください。
私が感じる歌をうたうメリットや、学年末におすすめの歌を使ったアクティビティも紹介しています。
・毎月、授業でうたう歌の選曲に悩まない!
・学年末に盛り上がる、英語アクティビティのやり方が分かる!
\ 「ちょっと難しいかな」と感じた方ははこちら↓ /
それでは、どうぞ↓
授業に歌をうたうメリット
楽しい授業の雰囲気作り
私が歌う理由は主にこれ。「さあ、教科書の〇〇ページを開けて…」で始まる授業より、”Let’s sing a song!”で始まる授業の方が、気分が乗るかな、と。
準備運動なしにスポーツを始めないのと同じように、歌が英語の準備運動になっています。
今や歌なしに授業は始められません。
文法は忘れても、歌は覚えている
授業をしていると、「昨日言ったのに!?」っていうことありますよね。
どんなに一生懸命音読しても、文法問題を解いても、時が経てば忘れてしまうのは人間の摂理。
でも、歌は頭よりも身体に染み込んでいくもの。
たとえ、英語が苦手でも、歌詞の意味が分からなくても、なんとなく聞いていればメロディーを覚えてしまう。
それが歌の魅力。
聞いていないように見える生徒でも、休み時間にはしっかり口ずさんでいます(笑)
あ!この歌may先生の授業でうたったやつ!
特に、名曲とされる歌は、繰り返し聞いても飽きないし、むしろ時間が経って思い出したときにその魅力が更に深まっていくものだと感じます。
生徒がいつか懐かしく思い出す歌の1つが、「先生の授業でうたった英語の歌」だったら嬉しいですよね。
学年末にできる、歌を使ったアクティビティ
イントロクイズ大会
その名の通り。今年度に歌った曲のイントロを流して、曲名当て早押し大会。
簡単で盛り上がること必至。
早押しボタンはこんなのを使って行うことも↓
人気曲ランキング当て
①12曲の中で今年度の人気曲アンケートを実施。(Google Formで実施すると簡単)
②人気曲ランキング1位~3位までを予想する。(こちらは紙ベースの方が集計が楽)
③教員がDJになりきって5位から1位までの曲を発表。
The No.1 song of this year is….Last Christmas!!!!
④見事1位から3位(もしくは5位まで全部)を全て当てた生徒にはプレゼントが…!あるかどうかはあなた次第(笑)でもなかなか当たりません。
中学生がノリノリでうたう英語の歌
4月~3月の”今月の歌”を選んでみました。4月→3月に向けて、難易度が上がっています。
また、その月ならではの曲もありますので、要チェックです!
古い歌が多めですが、歌い継がれている名曲は、やはり名曲です。
最近の曲とうまく織り交ぜながら、是非うたっておきたいですね。
中学生におすすめの英語曲12選↓
- 4月 Hello Goodbye (The Beatles)
- 5月 Saturday Night (Bay City Rollers)
- 6月 Whole New World (Disney)
- 7月 Dancing Queen (ABBA)
- 8月 Can’t Take My Eyes Off You (Boys Town Gang)
- 9月 September (Earth Wind & Fire)
- 10月 Take Me Home, Country Roads (John Denver)
- 11月 Top Of The World (Carpenters)
- 12月 Last Christmas (Wham)
- 1月 I Just Called To Say I Love You (Stevie Wonder)
- 2月 I Want It That Way (Back Street Boys)
- 3月 Stand By Me (Ben E. King)
4月 Hello Goodbye (The Beatles)
教科書にも載っている定番中の定番ソング。HelloとGoodbyeさえ言えれば、結構歌えてしまう神曲。
いろんな人にHelloを言う4月の始まりソングはこれに決まり!
5月 Saturday Night (Bay City Rollers)
“ササササタデーナアーーイ♪”のフレーズは、シャイな生徒でも歌いたくなる。
”SATURDAY”を繰り返すことで、土曜日のスペルは完璧だ!ちなみに生徒人気2位でした~
6月 Whole New World (Disney)
誰もが知るアラジンのあの曲!”A dazzling place I’ve never knew.” “It’s crystal clear.”等、ディズニーらしい美しい表現の歌詞にも注目させたい。
アラジンとジャスミンに分かれてうたっても楽しい!
7月 Dancing Queen (ABBA)
独特なメロディーで一度聴いたら忘れないこの歌。生徒が休み時間に口ずさむ率No.1の歌。
ABBAのMoney, Money, Money という歌も楽しい♪
8月 Can’t Take My Eyes Off You (Boys Town Gang)
少し難易度UP。”Can’t take my eyes off of you.” “You’re just too good to be true.”等、歌詞の日本語訳を考えさせても面白い。YouTubeのダンス人気No.1♪
9月 September (Earth Wind & Fire)
9月に歌うのはこの曲しかない。繰り返しの表現でうたいやすい。
生徒はとにかく、”Ba-De-Ya”と言いたくて仕方がない(笑)生徒人気No.3でした。
10月 Take Me Home, Country Roads (John Denver)
ちょっとしっとり系の歌。「耳をすませば」でメロディーを知っている生徒も多い。
皆が地元の中学に通っている今だからこそ、故郷を想う曲も歌っておきたい。
11月 Top Of The World (Carpenters)
これもやや難易度高め。”creation” “explanation”等、韻を踏む表現の楽しさを味わおう。
“Yesterday Once More” ”Sing”等、Carpentersは名曲だらけ。
12月 Last Christmas (Wham)
圧倒的人気No.1ソング。クリスマスソングはありすぎる程あるけど、まずはこの曲を押さえておきたい。
”I gave you my heart.” ”I gave it to someone special.”のフレーズを使って「give+人+もの」、「give+もの+to+人」の文法説明もできる。
1月 I Just Called To Say I Love You (Stevie Wonder)
私が中学生のときにも(20年以上前!)歌った定番曲。
簡単な表現とゆっくりなメロディで歌いやすい。to不定詞の説明にも使える。
2月 I Want It That Way (Back Street Boys)
12曲の中で、一番新しい曲。中学生いわく、「歌えたらカラオケでかっこつけられる歌」らしいです(笑)
3月 Stand By Me (Ben E. King)
この名曲の素晴らしさが分かる中学生は多くないかもしれない。それでも、聞かせておきたい。
この曲を知らずして大人になれない。(私は大人になってから知ったよ)
生徒のノリが良くない・・・?
歌い始めたときは、そんなに生徒のノリが良くないように見えるかもしれません。
それでも歌い続けていると、こんな生徒の姿を見かけて、微笑ましく感じるはず。
授業後、先生のところへ来て…
来月この曲歌いたいです!
休み時間に…
Hello Hello♪
久しぶりに曲を聴いて
うわ、なつかし!
最初にも言った通り、頭で理解する文法は悲しいかな、すぐに忘れ去られますが、身体に染み込んだ歌は身体が覚えているのです。
繰り返し耳に入れるだけでも、リズムや歌詞はインプットされています。
授業中に大きな声で歌っていなくても、休み時間や家ではつい口ずさんでいるかも。
それが歌の力だと思います。
授業の導入5分間、歌をうたって英語スイッチを入れる習慣はいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
読んでくれた人は、いつも混んでるエレベーターがタイミングよく来て、ちょっとハッピーになりますように
\授業計画に役立つ本/
may