こんにちは!may(メイ)です。中学・高校英語教員歴10年の私が、英語学習に関わる全ての人へ、お役立ち情報を発信しています。
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今年受験なんだけど、乗り越えられるか心配…
受験は、誰にとっても大変なものですね。
そこで、小学生~高校生まで、延べ1,000人以上の受験生を指導してきた私が、受験に失敗する人の特徴をお伝えします。
受験に失敗する人には共通点がある。失敗例から学び、反面教師にせよ。
是非、最後まで読んで、自分や周りの受験生の姿と照らし合わせてみてくださいね。
受験を控える学生
受験生をもつ親
受験生をもつ教員
最初に述べておきたいのは、第一志望校に合格することだけが、成功ではありません。
(もちろん、合格するに越したことはないのですが。)
大切なのは、受験を経て、その後の人生をたくましく生き抜く力を得ること、です。
受験への取り組み方を見ていると、その後の人生の歩み方が何となく見えてくるような気がしています。
今回の記事は、受験を成功させるだけでなく、これからの人生をたくましく生き抜くためにどうあるべきか、
受験生にどのような声掛けをすべきなのか、そのようなことを考える視点で読んでいただけたら幸いです。
受験失敗する人の特徴
読書の習慣がない
たくさんの受験生を見てきて、やはり最後にものを言うのは国語力だと実感しています。
言うまでもなく、読解力は全ての教科のベースです。
読解力を支えるのは、幼いころからの読書の習慣に他なりません。
読もうとするけど、途中で読めなくなってしまうんです…
という学生も多々見てきました。
高校受験レベルの学習であれば、ある程度、反復学習でカバーできる部分もありますが、
それ以上のレベルの学習になると、どんなに努力しても越えられない壁が出てきます。
「英語はペラペラ話せても、話す中身もペラッペラ」という人は、こうして生まれます。
\ 早期英語教育についてはこちら/
国語力は、受験期に急激に伸びるものではありません。
反対に、読書の習慣がある人は、受験前の夏から秋頃にかけて急激な学力の伸びが見られることが多いです。
これ、不思議なのですが、本当にそうです。
たくさんの生徒を見てきた英語科教員として、これだけは言えます。
1に読書、2に読書、3、4がなくて5に国語!
(国語の授業時数より、英語の授業時数の方が多い中学校カリキュラムは本当に変ですね)
我が子の英語教育については一生懸命考えるのに、読書習慣については軽視しがちです。
間早くから英語塾に行かなくてもいいです。その時間に一緒に絵本を読みましょう。
「今まで読んでこなかった…」という人は、小学生向けの本から始めてみましょう。
ちなみに、私が小学生時代ドはまりした本は、ミヒャエル・エンデのモモです。(名作)
見栄で受験先を選ぶ
A高校くらいのレベルの学校には行かないと…
自分に合った学校に行くのが一番です。
「レベルの低い学校に行ってバカにされたくない」とか、
「みんな高いレベルを目指しているから…」とか、、
自分の進路なのに、人のことばかり気にしている人が意外といます。
親や周りの大人も、知らず知らずそういう発言をしていないか、要注意ですね!
いわゆる偏差値の高いとされる「良い学校」に行ったら、22才位までは優越感に浸れるかもしれませんね。
でも、その先の長い「自分の」人生にとって、「良い学校」に行くことが本当に大事なことですか?
受験は、自分に人生の道のりを考える良い機会です。
周りに流されない自分を持てるか、自分の選択を信じられるか、試されるときでもありますね。
やたら倍率を気にする
やばい、去年より倍率めっちゃ上がってる…
倍率が低かったら喜んで、高かったらドキドキして…
その気持ちはもちろん分かるのですが。
自分が受かるか落ちるか、確率はいつも50%
倍率は倍率。それに振り回されないことを肝に銘じましょう。
倍率がなんであろうと、自分がやるべきことは変わらない。
過度に周りに目を向けすぎないようにしましょう。
「未来は、いつも自分の手の中に」あります。
当たり前のようで、実践できている人は、少ないんですよ。
勝負時期を間違える
受験に向けて、学力がメキメキ伸びる人がいます。
伸びる時期は決まって、夏~秋です。
12月以降は、キープできれば良いほうです。
冬に焦っても、残念ながら間に合わないことが多いです。
何事も、準備が8割。
受験の山場は冬、と思われがちですが、受験は夏に決まる、と心得ましょう。
失敗のステップを踏んでいる
何事も、新しいことが成功するステップは決まっています。
1.「やってみたい」と思う
2.「きっとやれる」と思う
3.「やってみよう」とする
反対に失敗する人のステップは、
1.「やってみたい」という好奇心がない
2.「自分にはどうせできない」とあきらめる
3.「やってみたいけど…」と二の足を踏み続ける
勉強も受験も、成功のステップを踏むか、失敗のステップを踏むかで結果が変わります。
突然できるようになる、魔法のステップはありません。
「目標を定め、自分を信じ、行動する」
これだけです。
世界のどんな偉人も、やってみたいと思い、やれると思い、やってみたから、成し遂げたのです。
受験を経て、この姿勢を身に着けられれば、たとえ第一志望に合格できなくても、その後の人生を力強く歩んでいけるでしょう。
周りの大人は、子どもがどのステップでつまづいているのか、見極め、援助してあげたいですね。
こんな状態になれば大成功
一生懸命、自分にできる努力を重ねていくと、こういうメンタル状態になります。
なんか、受験楽しみかも…
もちろん、日々の勉強がいつもいつも楽しいわけではないのですが、受験前に、このメンタル状態になる人を一定数見てきました。(私自身もその1人でした)
努力したら、その成果を試してみたくなるもの。
「できるかな」が「きっとできる」に変わったとき、ワクワクしながら、「自分の実力を試してみたい」「こんなに努力して出来ないなら仕方がない」という精神状態になります。
よく言われることですが、最後に信じられるのは自分の努力だけ。
ここまで読んでくれた熱心なあなたは、きっと、努力する過程にいる自分を好きになれるはずです。
受験におびえることなかれ、是非楽しんで、人生を切り開いていってください。
最後になりましたが、全ての受験生とそれに関わる人たちを心から応援しています!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
ここまで読んでくれた人は、体調万全で受験日を迎えられるでしょう!
may